時間が足りないママ起業家のための時間管理術|『まずは見える化』から始めよう

時間が足りないいママ起業家、まずは見える化から始めよう

「今日も何も進まなかった...」

毎日頑張っているのになぜか終わらない。「私はちゃんとできてないのかも…」と落ち込んでしまうこと、ありませんか?




私を含め、周りのママ起業家の友人たちも、みんな同じような経験をしています。

「朝からバタバタ動いているのに、結局何も形にならない」 「やりたいことはたくさんあるのに、時間が全然足りない」 「家事と育児で1日が終わって、自分の時間なんてない」

SNSでは見えない、みんなの本音の部分です。




きっとこの記事を読んでいるあなたは「もっと時間があれば…」と何度も思ってきたと思います。



👉 この記事では、 「時間がない」と感じるママ起業家が、自分にとって本当に価値ある時間=“有効に使える時間”を取り戻すための1週間の見える化法をお届けします。



実際に私がこの方法で、仕事の時間が確保でき、しかも集中力が高まったり、

続けられなかったエクササイズができるようになりました。

 

実は「時間がない」と思い込んでいただけ?

ウェルネスコーチとして個別セッションをしていた時に、女性やママの方からのご相談で最も多かったのが「時間が足りない」というお悩みでした。


「ヨガが今の自分に効果的なのはわかっているけど、時間が見つけられない。」

「健康的な料理をたまにでも食卓に出せたらいいなと思うんだけど、手間がかかることは時間がないからできない。」


私自身も、第一子を出産した後、レシピブログを書いていたのですが、

動画の撮影やSNSへの投稿などやることが多く、

「自分の時間がないから、進まない!」と嘆いていたのを覚えています。


でも実際にお話を聞いたり、過去の自分を振り返ってみると、

時間が足りないのではなく、自分がどう時間を使っているかを把握していないことが本当の問題だったんですよね。



例えば、未就学児を育てているママ起業家さん、「常に子供と一緒にいるので、集中して仕事ができる時間がない。」でも本当は隙間時間がたくさんあって、その時間を何に活用したらいいのかわかっていなかっただけ


先ほどのヨガをやりたいけど時間が見つけられないママさんも、

毎日やろうと思ったら難しいけど、1週間で考えたら、やれる時間があることに気づいたりと、


「時間の量」というより、自分が何に時間を使っているのか見えていないので、「時間の認識のずれ」が発生しているだけなんです。


なぜこのずれが生まれるのか?

私はお金も一緒かなと思っています。

お金があっても足りないと思っている人は、何に使っているのか把握していない傾向があります。


自分が何に時間を使っているのか、何にお金を使っているのかわかっていないと、

どんなに時間やお金があっても、一生足りないと思いませんか?


なぜなら、自分の価値のあると思うことに使えていなければ、達成感も満足感もないからです。

でも、自分が何に時間を使い、どんな結果があったのかが感じられた時、自分には十分な時間があると思えるのです。

 

まずは「見える化」から始める

短期間だけ頑張るなら、無理やり時間を作ることもできるかもしれません。でも、ママ起業家として長く続けていきたいなら、持続可能な時間の使い方を身につけることが何より大切です。

そのためにまず必要なのが「自分の時間の現状把握」です。

私がこれまでサポートしてきたお客様も、時間を見える化することで劇的に変わりました。

見える化の3つの効果:
  • 現実的な時間感覚が身につく 「思っていたより家事時間は短かった」「意外と集中できる時間があった」
  • 時間泥棒の正体がわかる 「特に時間がかかっているタスク」「迷っている時間」「なんとなくスマホを見ている時間」
  • 使える時間を発見できる 「子供が起きる前の朝の30分」「寝かしつけの20分」「子どもが集中している20分」
 

時間の見える化

 

1週間で人生が変わる「時間の見える化3ステップ」

ここでは簡単に、私が実際に試したこと、お客様に行ってもらったことをまとめてみました。

時間の管理が苦手な方も、1週間だけは続けてやってみてください。



先にお伝えしたいのが、この1週間の見える化3ステップを実行するときは、

ホリデー中や、何か特別な予定がある時よりも、1年で一番普通に過ごすような週で行う方がもっと効果的です。

そして無理してがんばるよりも、いつも通り自然に生活しながら記録してみてください。



 

ステップ1 ありのままを記録する

GoogleやNotionカレンダー、自分が使っている手帳などを準備します。

15分単位で自分が朝起きてから寝るまでの間、何をしていたか1週間記録していきます。


自分のエネルギーレベルや、感情も記録できたらGood!

*全て正直に記録することが大切です。誰に見せるものでもないので、自分がわかるように記録してみてください。

やったことリストをスケジュールに記録

私の1週間の記録の例です

 

ステップ2 振り返り

1週間の記録を見返して気づいたことをメモしてみてください。

    振り返りの質問例
  • 集中できた時間帯はいつですか?
  • 繰り返しタスクに実際どれくらい時間がかかっていましたか?
  • 予想より時間がかかっていたことはありますか(理由も)?
  • 思ったよりできていたことは何ですか?
  • 辞めたい習慣はありますか?
  • 本当に大事なことに時間を使っていましたか?
 

ステップ3 改善の種を見つける

ここまできたら、もう自分がどのように時間を使っているのか見える化ができたと思います。

あとはこの結果から、どのようにもっと有効的に自分の時間を使えるか、工夫できるか考えて、書き出してみてください。

  • もう少し短縮できそうなことはありますか?
  • 家族に協力してもらえそうなことはありますか?
  • どうしたら行動しやすくなりそう?
  • 何に本当は時間を使いたいのか?

ただ、この3ステップをやっても、もしあなたが何を大切にしていて、何に時間を使いたいのか、

あなたの理想の働き方や生活がわかっていないと迷ってしまいます。

 

予定通りにいかない日があっても大丈夫

この「時間の見える化」、実は赤ちゃんと一緒に過ごしているママにも、おすすめしたいんです。


私も今現在、3ヶ月の息子を育てながらこのブログを書いているのですが、

…正直、スケジュールを立てても思い通りになんて、1ミリも動けません(笑)。


でも!

今回ご紹介している3ステップをやってみたら、

「このタイミングならこれくらいできそうだな」とか、

「これは諦めて、代わりにここでやればいいか」っていう、自分なりの“動き方のパターン”が少しずつ分かってきました


たとえば私の場合…

産後すぐ、腹直筋離開があってエクササイズが必須だったんですが、 授乳して寝不足で、夜は気絶するように寝ちゃう。

でも、赤ちゃんがゴロゴロしてる時間に一緒にマットに転がって、 「はい、ママも今のうちに1セット…!」って感じでやったら、 赤ちゃんもニコニコ、私もエクササイズできる日が少しずつ増えてきました。


もう一つ気づいたのが、朝5〜7時はわりと息子がしっかり寝てくれている時間。 そこを“私の集中タイム”にして、ブログやちょっとした仕事が進むようになったんです。

 




時間が足りないと感じるのは、あなたの努力が足りないわけでも、やる気がないからでもありません。

ただ、“今の自分に合った動き方”をまだ見つけられていないだけ。




そしてそれは、自分の時間を見える化することで、少しずつ見えてきます。




毎日バタバタしていても、

「このタイミングなら5分だけできるかも」

「今日は無理そうだけど、明日ならいけそう」

そんなふうに、自分の時間との付き合い方がわかるようになるだけで、心にも余裕が生まれます。




“完璧に全てを頑張ってやること”ではなく、価値あることにスマートに時間を使う

これを意識できたら時間との付き合い方が変わってくると思いますよ



計画通りに行かないことで悩んでる方はこちらの記事も読んでみてね





 

まとめ: 「見える化」は、あなたの働き方を整える第一歩

時間が足りない。やりたいことが進まない。

そんなふうに感じる毎日でも、まず「自分がどんな時間の使い方をしているのか」を知るだけで、大きく見え方が変わってきます。

今回ご紹介した1週間の時間の見える化3ステップは、特別なスキルも、完璧な予定もいりません。

ほんの少しの意識と記録が、

「時間に振り回される日々」から「自分のペースで動ける毎日」へと、変わるきっかけになります。

そして最後に、限られた時間の中で、よく頑張っているなと自分自身を褒めてあげることも忘れないでくださいね!

 

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