「計画が崩れても大丈夫!」ママ起業家がイレギュラーな日常を乗り越えるシンプルな仕組み
私は小さい頃から、朝晩のやることリストを書いたり、お友達と買い物に行くときは何時にどこのお店に行って、次は何をするなど細かく計画を立てるのが好きな、計画マニアでした。
でも、結婚をして、2人息子がいる今。
そんな簡単に計画通りには物事は進みません。
今日はこの3つのタスクを終わらせるぞ!と意気込んだ数分後には、
保育園からの電話。「息子くんがお腹痛いみたいなので、お迎えお願いします。」
私の頭の中🤦♀️「あーーーー。なんでなんで。せっかく予定通りできると思ったのに。」
と息子は悪くないのに、なぜかちょっとイラつきながら、渋々息子を迎えに行く。
結局、計画していたことは1つもできず、
夜になって「今日も何もできなかった」と自己嫌悪。
この状況、ママさんなら誰でも経験したことあると思います。
でも私たちママ起業家さんは、そんなイレギュラーなことが起きる日常にも対応しながらビジネスを回していけるスキルがないと、いつまでも始まらない、変わらない、成長しないビジネスになってしまうんですよね。
過去の私はこの状況が来た時に、私には起業は向いていないから諦めようと考えたことが何度もありました。
大切な家族なのに、そして息子が悪いわけではないのに、周りのせいにしてイライラしてしまったりする自分がすごく嫌だったんですよね。
この記事では、こういった状況は変えられないけど、それでもビジネスを成功させたいという思いがあるママ起業家さんが、どうしたら乗り越えていけるか私の経験ももとに記事にしています。
計画通りにいかないのは当たり前
そもそも、ママ起業家さんたちだけじゃなく、大きな企業も、計画通りきれいに事業が進むことは、ほとんど少ないということ。
私の旦那は大手企業のITコンサルタントをしているのですが、私は彼の仕事の話を聞くのがすごく好きなので、毎日のように彼に今日は仕事どうだった?と質問をします。
90%の確率で計画通りに進んでいないと、ため息をつきながら話してくれます。
うまく行っていると思っていも、途中で問題が起きてしまったり、お客さん側がなかなか思ったように行動してくれなかったりと、いつも頭を抱えています。
つまりどんな会社でも、それがフリーランスであろうと、企業であろうと緊急性のことに対応していたり、チームや一緒にプロジェクトを行っている人の行動次第で計画も左右されてしまうんですよね。
ただ、私たちママ起業は、そこに家庭のことが入ってくるのでややこしいんです。
特に小さなお子さんを育てながらやっている方は、常に何かに対応しなければならないことも多いので計画を立てたとしても、優先順位が簡単にひっくり返ることが多いと思います。
なので計画が崩れた時に「起業家失格だ」「私はダメな母親だ」と自分を責めるのではなく、そもそも計画通りにやることがいいことだと思わないこと。
計画通りにいかなかった時にどう対応するかにフォーカスを向けたらもっと気が楽になります!
計画が崩れても大丈夫な仕組み作り
「計画立ててもそれ通りにいかないなら、最初から計画を立てなきゃいっか。」
多くの女性起業の方はこのトラップに躓くことが多いです。
私も実際、ゴールとか計画立てても意味ないじゃんって感じることがあったので、
一時期はその日の気分で決めていたことがあります。
でもそれだと今度逆に、何をしていいのか分からず何も進まない=成果がない状態になりました。
そこで考えたのが、計画が崩れても大丈夫な仕組み作り。
特に特別なことをやる訳ではなく、シンプルな3ステップです。
目標を決めるっていうことは多分もう皆さんもやっていると思うので、その次のステップからお話しします。
今日から始めてみよう!
- 目標のために必要なことを書き出す。(タスクの見える化)
- 今月や今週中に「絶対終わらせること」と「できたらやりたいこと」の2つに分ける。
- 1日の予定を立てる時、「絶対終わらせること」のタスクから優先的に入れ、最低でも30分〜1時間の余白時間をスケジュールに入れる
この方法のポイントは、タスクを明確にし、優先順位をつけることで、無理な詰め込みを防ぎ、余白時間を確保してイレギュラーな出来事にも対応できるようになることです。
これなら計画が崩れても「最低限はできた」と実感できるので、心にも余裕が生まれるんです!
*「絶対終わらせること」のリストがあまりにも多い場合、そもそも自分のスケジュール、働ける時間内で終わらせられるのか?と考えてみてください。
自分のスケジュールの見える化の方法はこちらの記事を参考に
なぜこのシンプルな3ステップが効果的か?
この3ステップだけ見ると、「あ、こんな単純なことだけなの?」って思った方もいらっしゃると思います。ただ、今回はかなりわかりやすくまとめて書いています。
でもしっかり「なぜこのタスクが大事なのか?」「これは本当に必要なことなのか?」と問いかけながら実践してみることで、自分の気持ちの軽さの違いが実感できると思います。
特にこの仕組みにどんなメリットがあるか、どのように感じられるかというと
- 初から無理なタスクを詰め込まずに始められる。
- 目の前のタスクだけではなく、本当にやるべきことを選択できる視座が高まる。
- 自分の成果が目に見えてわかるので、たとえ1日潰れてしまっても、まだ調整できる時間があるという安心感
- 急な予定や、緊急にやらなければならないことが入っても、余白時間があることで対応できる
- 計画が崩れても「最低限はできた」と感じる
- 「今日は15分しかできなかった」ではなく「今日も15分頑張れた」と考えられる。罪悪感が低くなる。
- 1日単位ではなく週や月単位で結果を見ていくことができるようになるので焦らない。
- 次の目標や計画を立てるときにもっと戦略的にできる。
私はこのやり方を始めてから、心に余裕ができたからか、もっと子供との時間を大切にできるようになったり、
どうしても時間が必要な時に、
「このタスクは重要だからどうしても終わらせたい」と旦那にも自信を持って伝えることができ、協力をしてもらうことも可能になりました。
ママ起業、フリーランスのお仕事をしていると、どこか自信がなく、自分の空き時間にやらなきゃいけないと思いがちになってしまうけれど、
でもこうやってやりたいことの見える化をしておくだけで、「これは今、仕事に大切なタスク」というラベルを貼ることができるので、行動にも変化が出てきますね!
まとめ:計画が崩れても大丈夫な仕組みで、自分らしく進んでいこう
「せっかく計画を立てたのに…」と計画通りにいかない日々は、ママ起業家にとって決して珍しいことではありません。
むしろ、子どもがいる日常では「イレギュラーな出来事が起こるのが当たり前」だと、私自身も何度も実感してきました。
大切なのは、計画が崩れても柔軟に対応できる仕組みを持ち、心の余裕を保つことです。
今回ご紹介した「タスクの見える化」「絶対終わらせることとできたらやりたいことの分け方」「余白時間の確保」という3ステップは、無理なく日々の仕事と子育てを両立させる大きな助けになります。
特に覚えておいて欲しいことは、「計画通りにやることが正解」ではなく、「計画が崩れた時にどう対応するか」に意識を向けること。そうすることで、家族も、ビジネスも、どちらも大切にしながら柔軟に進んでいけるはずです。
完璧を求めすぎず、自分を大切にしながら、今日からできる小さな一歩を踏み出してみてくださいね。
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