#09 本当のセルフケアとは?ツールをただ使うだけじゃ意味がない

 

最近、「ウェルネス」や「心のケア」という言葉がよく耳に入ってくるようになり、瞑想、ジャーナリング、ブレスワークなど、さまざまなツールがセルフケアの一環として取り入れられるようになっていますよね。

私自身もこれまでに、瞑想、ジャーナリング、マインドフルネス、ブレスワーク、アファメーション、ヨガ、さらには新月のインテンションなど、あらゆるセルフケアツールを試してきました。



そんな経験を積む中で、ひとつ大切なことに気づいたんです。

それは、「ただやるだけでは意味がない」ということ。

どんなツールも、「やればそれだけで効果がある」わけではなく、その背後にある「自分の意図」や「本当に大切にしたい気持ち」が不可欠なんです。



今回は、セルフケアツールをただのルーティンや作業にしないためのコツ、そして本当に自分を支えるためにどう活用するかを、私自身の経験を交えながらシェアしていきますね。



1. ツールを使う「目的」を明確にすることが大切



最初に伝えたいのは、ツールを「毎日やること」や「続けること」としてだけ扱わないで、「なぜそれをやるのか」を意識することの大切さです。



私も以前は、「瞑想を毎日やれば心が整うはず」「新月には必ず意図を立てよう」と、ルーティンにすること自体が効果を生むと信じていました。

でも、ただやっているだけでは期待していたような深い効果を感じられなくなる瞬間があったんです。



たとえば、瞑想を毎朝晩に5〜15分続けていた時期がありました。

最初は「自分の心をリセットする時間」として大事にしていたのに、

次第に「今日も瞑想やらなきゃ」という感覚が強くなり、

まるでやらなきゃいけないタスクをこなすような感じになってしまったんです。



それが習慣になりすぎると、つい「何のためにやっているんだっけ?」という気持ちが出てきて、リラックスするどころか集中もできず、退屈に感じるようになってしまいました。



この時、「毎日やること」よりも、「その行動が自分のためになっているか」を重視する方がずっと意味があると気づいたんです。

セルフケアは、心から「今、自分に必要だな」と感じた時に行う方が、ずっと効果を実感できるんじゃないかなって思います。



だからこそ、セルフケアツールを使う時には、「何のためにやるのか」「その目的は何か」を一度考えてみると、深い効果を感じやすくなるかもしれないね!





2. 毎日やる必要はないかも!自分に合ったペースを見つける



次に伝えたいのは、「毎日やらなきゃ」と思わないこと!

さっき少し触れたけど、「毎日やりたいからやる(I want to do)」のと、「毎日やらなきゃいけない(I need to do)」の間にはちょっとした違いがあるんです。



私も「毎日続けなきゃ効果が出ないはず!」という完璧主義に囚われて、「何でも続けるべき!」と思い込んでいたことがありました。

でも、実際はというと…。毎日同じことをやると、逆にプレッシャーになってしまうことってないですか?



むしろ、心がもやもやしている時や気持ちを整理したい時に、その瞬間に必要と感じたことだけをやる方が、私にとっては合っているなと感じています。

自分に必要なタイミングでセルフケアを行うと、効果がより実感しやすいこともあるんです。



もちろん、毎日続けたいセルフケアもあります!

例えば私の場合、ヨガは毎朝のルーティンに取り入れていて、その日一日のペースをつかむための重要な時間。

でも、今は妊娠中なので、朝の体調によってできない日もあるので、そんな時は、「今日は休もう」と決めて、無理せず体を休めることを選んでいます。



セルフケアは、自分にとって心地よい頻度やペースで行うことが本当に大切。



他の人のペースに合わせる必要はありません。



むしろ、自分にぴったりのスタイルを見つけることで、セルフケアの効果をもっと実感できるようになりますよ。





3. 「ただやるだけ」で終わらせない工夫

セルフケアツールを活用する際、大事なのは「ただやって終わり」にしないこと。



心を込めて、ツールとしっかり向き合うことで、本当に深い効果を実感できます。

何となくやって「今日もできた」と満足するだけでは、表面的な効果しか得られなかったりするんですよね。



例えば、新月のタイミングに「こうなりたい」「こうありたい」と意図を立てるとき、ただ願うだけではその意図が実現しにくくなります。



宇宙に投げておいて、それを忘れてしまうのと同じことだよね…。



これ私も前にやっていたので、本当にわかります。



でもその意図に対して自分が何かしらの行動をすることで現実に結びつきやすくなるのはみんなよくわかっていると思います。

一番いい方法としては、セルフケアをした後に、



自分の気持ちや状態を確認することがいいと思います。



  • 始める前と終わった後の違い

  • 何か出てきた感情や思考はあったか?

  • 今の気分はどんな感じ?



これをやることで、セルフケアをやった意味を実感し、そこから、自己成長へつながる。

少しでもこの意味が伝わっていたら嬉しいです。





4. 自分に合うツール



最後に、セルフケアを行う際に「自分に合ったツール」や「やり方」を選ぶことが大事です。



「誰か有名な人がやっているから」、とか「これが一番効果的って聞いたから」など外方の情報を得て始めることが多いと思いますが、でも、だからといってそれが自分にとってベストとは限りませんよね。



私もヒューマンデザインを自己理解のためのツールとして学び始めてから、

実はセルフケアの方法も人によって異なるということに気づきました。



たとえば、瞑想がしっくりこない人もいれば、体を動かすことで心が整う人もいます。

月のサイクルに合わせて自分をケアするのが合っている人もいれば、ブレスワークが最も効果的と感じる人もいるんです。



私の場合、ヒューマンデザインのチャートを見て、

論理的で構造が整ったルーティンを好む一方で、

自由を奪われることにも抵抗があると分かり、バランスを取ることの重要さを感じました。



たとえば、ジャーナリングでは「今日感謝していることを3つ書く」「気持ちを綴る」「カードから読み取ったものを書く」といったベースは決めていますが、

日によっては内容を変えたり、このベースに沿って書かない時もあるし、長さはその時の気分に合わせて自由に書くようにしています。



セルフケアツールは自分に合うものを選ぶこと、そしてやり方も自分に合ったペースで進めることが大切です。



最初はルールに沿ってやっても、少しずつ自分なりのスタイルを見つけていくと、無理なく続けられるセルフケアや自分が心地よいと感じるものになると思います。



まとめ:本当のセルフケアのために



セルフケアは、ただツールを使って終わるのではなく、深い意図を持ち、自分に合ったやり方で実践することが大切です。ここで振り返る4つのポイントを、毎日のセルフケアにぜひ取り入れてみてくださいね。



  1. 目的を明確にする

    セルフケアツールを使う際に、「なぜそれをやるのか」という意図をしっかり持つことで、より深い効果を感じられます。

  2. 自分に合ったペースで進める

    毎日続けることがすべてではなく、必要だと感じたタイミングで行うこともOK。セルフケアは、他の人のペースに合わせる必要はなく、自分に合った頻度が最も心地よいものです。

  3. 「ただやるだけ」で終わらせない

    セルフケアをした後は、少し立ち止まって自分の状態を確認することも大切。「今日の気分はどう変わったか?」を意識するだけで、セルフケアが自己成長にもつながります。

  4. 自分に合うツールを見つける

    有名な方法や人のやり方にこだわる必要はありません。自分に合った方法やツールを見つけて、自分のペースで続けることが本当のセルフケアです。



セルフケアは「やらなきゃ」とプレッシャーになるのではなく、「やりたい」と思えるような方法で、自分の生活に取り入れてみてください。心と体が本当に求めているセルフケアを、少しずつ見つけていきましょう!

今日お話したポイントが、皆さんのセルフケアのヒントになれば嬉しいです。




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