#02 他人の意見は参考書、自分の心はナビゲーション

 

皆さんは普段、お友達や家族、他人からの意見やアドバイスをどのように受け取るようにしていますか?

自分が思っていたものと違った時、どのように受け入れていますか?

アドバイスを受けた時の心の持ち方や、自分の経験や意見をシェアする際の伝え方などを今回はシェアしていきます。

家族のことについて相談された時の私のモヤモヤ

私がホリスティックウェルネスコーチとして活動し始めて約1年、

クライアントさんの他にも、友達や家族からの相談を受けることが多くなりました。

そんな時、友達に家族のことについての悩みの相談を受けた時に、

私が伝えたこと、アドバイスしたことが後々になってモヤモヤした気持ちになった時があったんです。

私の伝え方や、内容でもしかして彼女がもっと悩んでしまったのではないか?

間違えたことを言ってしまったのではないか?

その日の夜、眠れないくらい考えてしまったんです。

みなさんはそういう経験ありますか?

自分が伝えたことに対して、これでよかったのかと考えたり、

逆に自分が相談した時に、相手に言われたことに対して、悩んでしまったりっていうことありませんか?

正解や間違えはない!人それぞれの捉え方がある

今回経験したことから、気づいたことがあります。

メッセージを受け取った時、それをどう解釈したりするかは相手次第。

私たちは人間で、脳があるから、自分たちでそれぞれの捉え方を持っています。

例えば、教える人が一人の先生で、100人生徒がいたら、一人一人違う捉え方をするんですよね。

どんなに「1+1=2」が正しくても

そう思わない人もいるんです。

だから、自分が伝えたこと、受け取ったメッセージは

人それぞれで、みんな違って当たり前だって思うことが大切になってきます。

最後まで思いを伝えてみる

そうは言っても、大切な友達に勘違いされたり、傷つけたくないって思いますよね?

私が今回モヤモヤして、このままじゃ嫌だなと思って行ったことがあります。

それは、もう一度、友達に私の思いを伝えました。

「今日の私が伝えたことは、私からの目線であって、私の今までの経験から話しているからね。私と〇〇さんは、状況やシチュエーションも全く違うから、同じようにはいかないと思うけれど、何かヒントになればと思ってシェアしたよ」

こんな感じで、メッセージをしてみたら、彼女から、「本当にありがとう!すごく思いが伝わったよ」と返信が来て、そのあとはすごくスッキリした気持ちになりました。

相手にアドバイスしたい時に大切なこと

私の今回の経験みたいに、自分が相手を助けてあげたい気持ちから、

自分と照らし合わせてアドバイスしたり、自分が持っている情報から伝えたりすることって多いと思います。

だけど、そんな時に大切なことを書いてみるね。

①まず相手の状況や悩みを深く聞いてあげること。

一つ言われたことに対して、仮想を立てて聞いてしまうと、そこからのアドバイスになってしまうので、しっかりどういう状況なのか質問をたくさんして相手を知ってあげる。そしてそこからアドバイスをしてあげるのがおすすめです。

こうすることで、相手の頭の中の整理をしてあげることもできるからね!

②相手はただ聞いて欲しいだけの時もあるから、その時は話を聞く!

実は、女性に多いのが、ただ話を聞いてほしい時がある。んですよね

なのでそういう時は、「うんうん」と聞いてあげて、

もし、「あなただったらどうする?」って相手から聞かれたら

答えてあげてみるのがいいかも!

③前置きをする

「これは私の場合だけど」「この話には沿ってないかもしれないけど」

などの前置き入れて伝えることで、

相手の受け取り方も変わってきます。

これをすることで、相手に選択肢ができて、この意見を参考にするかどうかは、もう相手次第になってくるってことですね!

アドバイスを受ける時の心の持ち方

情報がたくさんある中で、講師や先生、友達からアドバイスを受ける時に大切なことがあります。

まず最初に、情報として受け取ること。

当たり前なんだけど、私が伝えたいのは、

情報として受け取って、そこですぐに正しいか間違ってるかは判断しなくていいってことです。

そこで判断してしまうと、すごく勿体無くて、

それだけ硬い考えになってしまうことが多いからです。

「あ、この人はこう言ってた、この人はこうだったな。」と受け取っていくことは、

私たちがもっと柔軟に考えられるように鍛えることもでき、

そこから自分の意見っていうのを見つけ出せるきっかけにもなるので、

私は、このやり方をおすすめしています。

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